屋根リフォーム
屋根は、直射日光や雨風などの
ダメージを受けやすい場所です。
例えば、台風の影響で瓦が剥がれてしまったり、割れたり、ずれてしまうことがあります。それを放置していると、雨の日にはそこから雨水が入り、雨漏りや屋根の金属部分の腐食やカビの原因になります。また、夏場の強い日差しは塗装の劣化にもつながります。さらに大きな被害を発生させないためにも、屋根は5年〜10年を目安に点検を行い、その状況にあわせて補修をする必要があります。
あなたの家の屋根は、こうなっていませんか?
- 瓦がずれている、ガタツキがある
- 割れ、欠け、ヒビ割れがある
- 変色や、色あせている
- 塗装が剥がれている、浮いている
- 雨漏りしている
- 10年以上、屋根の点検をしていない
屋根の種類
瓦の場合
三州瓦で、自然災害にも強い家に
三州瓦は、1,100℃以上の高温で焼いて作られています。高温で焼成され、しっかりと焼き締まっているので、他の屋根材と比べても30年と寿命も長く、耐久性が非常に高い瓦です。また、耐火性にも優れ、建築基準法で「不燃材」としても指定されています。さらに防水性・耐寒性も高く、雨水をほぼ通しません。水分を吸収し、凍結と融解を繰り返すことで起こる、ひび割れなどの凍害にも強いです。
現在、製造されている三州瓦は『防災瓦』と呼ばれるものです。以前の瓦とは違い、瓦一枚一枚を釘とビスで屋根に固定するため、台風や地震などの自然災害にも強いのが特長です。
瓦の種類
板金屋根・スレート屋根・トタン屋根の場合
石付板金屋根材で、落雪しにくい屋根に
石付板金屋根材は、ガルバリウム鋼板に天然石の吹き付けを施しており、耐久性に優れています。重量は従来の屋根材と比べて軽量で、住宅の耐震性、制振性を高めます。天然石が焼き付けされた表面加工の凹凸が雪止め効果を発揮し、落雪しにくい屋根となり安心です。
カバー工法で、気になる雨音を低減
老朽化した屋根材の場合は、既存のスレート屋根や板金屋根を新しい屋根材でそっくり覆う「カバー工法」という工事を行うことが多いです。築年数によってはアスベストが使用されている場合があり、既存の屋根材を剥がすと高額になることがあるため、それを考慮してカバー工法を選ばれることもあります。また、既存の屋根を新しい屋根材で覆うことで層ができ、断熱効果や雨音の低減も期待できます。